この記事を書いた人:はぴねす

中学2年の秋から不登校を経験し、2017年に通信制高校(ネットコース中心)へ入学、2020年3月に卒業しました。その後大学へ進学しました。通信制高校では、朝起きられるかだけを見ても判断できません。学習・休養・外とのつながりを、無理なく組み合わせられるかが大切です。

情報について:2026年8月時点の公式情報を優先しています。生活時間の例は、学校公式の時間割ではありません。公開体験談を参考に当サイトが作ったモデルです。

ネットコースは、基本的に時間割がありません

公式サイトでは「フリー(時間割なし)」と案内されています。好きな時間にネット学習を進めるコースです。

毎朝8時30分に登校し、6時間目まで授業を受ける形ではありません。体調に合わせて、午後から学習することもできます。

ただし、完全に予定がないわけではありません。

  • レポートには提出期日がある
  • スクーリングは指定された日程に出席する
  • テストは指定会場で受ける
  • 個人面談などの予定が入る場合がある

「毎日登校しない」と「何もしなくてよい」は別です。ここを親子で共有しておきましょう。

1日の勉強時間に、全員共通の答えはありません

公式サイトでは、全生徒に共通する最低学習時間を示していません。履修単位数や理解度で変わるためです。

2026年3月の公開Q&Aでは、N高グループの生徒が「平日1時間程度を目安にできた」と回答しています。ただし、これは一人の体験です。

中学校の学習に戻る必要がある場合は、もっと時間がかかることもあります。大学受験を目指すなら、必修授業とは別の勉強も必要です。

「1日1時間で大丈夫」とは断定できません同じ1時間でも、履修数・集中力・目標で進み方は変わります。資料や個別相談では、お子さんの条件を伝えて確認してください。

生活リズムは「3つの時間」で組み立てます

起床時間だけを直そうとすると、親子ともに苦しくなります。まず学習・外の活動・休養の3つを置いてみましょう。

図:朝が苦手なネットコース生の1日モデル
起床・朝食起きる時間を毎日30分以内の幅にする
必修授業・レポート 45分まず1教科だけ進める
昼食・休憩画面から離れて体を休める
散歩・通院・アルバイトなど家庭外とつながる時間をひとつ作る
残りの課題を30分終わった項目を確認する
就寝翌日に予定がある日は少し早める

これは当サイトが作成した例です。10時起床が正解という意味ではありません。

起立性調節障害などで午前中に動きにくい場合は、医療機関の助言も優先してください。体調の良い時間へ学習を移せることが、ネットコースの利点です。

体験談では、自由時間の使い方で評価が分かれます

公式サイトには、ゲーム配信や部活動を生活の中心にしながら、自分で学習時間を組んだ生徒が紹介されています。大学進学を目指し、休憩を挟みながら勉強する例もあります。

2025年公開の在校生による体験談では、「学校として使う時間が短く、残り時間をどう使うかで変わる」という趣旨が語られていました。

数年前の卒業生は、ネットコースの時間を大学受験の勉強へ回せたと振り返っています。一方で、何度連絡されても課題を進めない生徒もいたと書いています。

共通しているのは、自由な時間が自動的に良い結果を生むわけではないことです。

  • 受験勉強や好きな活動に集中できる
  • 体調の良い時間を選べる
  • 予定がないと昼夜逆転しやすい
  • 自分から始めないと一日が終わる

生活が崩れやすいのは、予定がゼロになったときです

毎日登校しなくなると、曜日の感覚が薄くなることがあります。起床時間の遅れより、締切や面談を忘れる方が大きな問題です。

次のサインが重なったら、早めに声をかけましょう。

  • 未提出レポートの数を本人も分からない
  • 昼夜逆転が続き、予定に参加できない
  • 家族以外と話す機会がほとんどない
  • メンターや学校からの連絡を見ていない

全部を家庭だけで解決する必要はありません。学習の遅れや生活面の相談は、メンターへつなぐことも選択肢です。

保護者は「学習・生活・外とのつながり」を見ます

毎日の起床時間だけで判断すると、できていない点ばかりが目につきます。週に1度、次の3軸を確認する方が現実的です。

確認する軸具体的に見ること
学習次の締切と未提出数
生活食事・睡眠・通院予定
つながり面談・部活・外出・アルバイト

「今日は何時に起きたの」より、「今週の締切は分かっている?」の方が、学習の話につなげやすいことがあります。

ネットコースは、自由時間の目的がある子に合いやすいです

次のような家庭は、ネットコースを検討しやすいと思います。

  • 体調に合わせて学習時間を変えたい
  • 受験・スポーツ・創作など続けたい活動がある
  • 短い計画なら自分で立てられる
  • 困ったときに相談する相手を決められる

反対に、毎日の声かけがないと何も始められない場合は、週1+や週3・週5も比較してください。ネットコースが悪いのではなく、必要な管理の強さが違います。

資料では「自由」より、予定の決まり方を確認します

資料が届いたら、楽しそうな活動だけでなく、次の項目を確認してください。

  • 必修授業とレポートの年間の流れ
  • スクーリングとテストの予定
  • メンター面談の方法
  • 保護者が学習進捗を見る方法
  • ネット・週1+・週3・週5の違い

Webだけで決めず、家で資料を見ながら「この生活なら続けられそうか」を話すと、コース選びが具体的になります。

よくある質問

N高ネットコースは毎日授業がありますか?

公式案内は「フリー(時間割なし)」です。ただし、提出期限やスクーリング、テストなどの予定はあります。

1日何時間勉強しますか?

全員共通の時間は示されていません。履修数・理解度・進路目標によって変わります。

昼夜逆転していても大丈夫ですか?

好きな時間に学べますが、指定時刻のスクーリングやテストもあります。体調面の事情は入学前に相談してください。

親子で生活を想像するために

ネットコースの学び方を公式資料で確認

レポート・面談・スクーリングの流れを手元で見比べられます。

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※申込み先の公式ページで最新条件をご確認ください

この記事で確認した主な公開情報

※時間の例は個人差があります。公開体験談は制度説明ではなく、生活を想像するための参考として使用しています。