毎日の通学が難しい人にも選択肢はある
ネットコースでは、自宅でスマートフォンやタブレットを使いながら、必修授業やレポートを進められます。毎日決まった時間に校舎へ通うスタイルではありません。通学の負担を減らしたい方にとって、比較しやすい選択肢だと思います。
ただ、「不登校だったから、自動的に合う」とは限りません。生活のリズム、自己管理、対面参加への不安。こうしたことを、具体的に考えておく必要があります。
完全オンラインではない:スクーリングを確認
N高グループの必修授業は、主にネット学習・スクーリング・テストで構成されています。スクーリングとは、対面で行う授業のことです(スクール=学校に通う、という意味です)。ネットコースの生徒も、参加が必要になります。
一人で抱え込まないためのサポート
公式には、所属するコースにかかわらず、複数のメンターがつくと案内されています(メンターとは、学習面や生活面を継続的にサポートしてくれる担当者のことです)。学習の進み具合を確認したり、個人面談・三者面談を行ったりする制度もあります。さらに、スクールカウンセラーへの相談体制も用意されています。
ただ、サポートがあることと、自動的にすべて解決することは、別の話です。相談したいときに連絡できそうか。保護者との情報共有は、どうするか。この2点も、あらかじめ確認しておきましょう。
「自由な時間」をどう使うかが大切
通学の時間が減ると、そのぶん自由時間が増えます。休息、趣味、受験勉強、アルバイト、習い事。この時間の使い道は、人それぞれです。ただ一方で、昼夜逆転など、生活が崩れてしまう可能性もあります。
- 起床・就寝のだいたいの時間を決めておく
- 週に1回、レポートの進み具合を確認する
- 外出する日を、少しずつ作ってみる
- 困ったときに相談する相手を、あらかじめ決めておく
資料請求後に確認したい質問
不登校を経験している場合、パンフレットを読むだけで終わりにしないほうがよいと思います。必要であれば、個別相談で次のことを聞いてみてください。判断材料になるはずです。
- 自分の入学区分と入学可能な時期
- スクーリングの場所・日数・参加方法
- レポートが遅れたときのサポート
- メンターとの面談頻度
- 週1+やオンラインキャンパスへの変更・選択肢
不登校・転校経験の口コミから分かること
口コミの中には、全日制高校で登校が難しくなり、N高グループへ転校したという保護者の投稿があります。過去に不登校を経験した生徒からは、「同じような経験のある生徒もいて、関わりやすかった」という趣旨の体験談も見つかりました。こうした声から分かるのは、毎日同じ場所へ通う負担を減らし、自分のペースを取り戻す選択肢として検討されている、ということです。
一方で、通信制には自己管理が必要だと指摘する投稿もあります。体調が落ち着いたからといって、レポートの締切やスクーリングの参加が、自動的に進むわけではないのです。
- 家で進める学習:どの端末で、1週間にどれくらい取り組むか
- 対面:スクーリング会場まで実際に移動できそうか
- 相談:困ったときにメンターへ自分から連絡できそうか
- 生活:学校がない日に睡眠・学習リズムをどう作るか
- 保護者連携:進捗を家庭でどの程度確認するか
「不登校に向いている学校」ではなく「自分に合う仕組み」かを見る
不登校の経験だけで、学校との相性が決まるわけではありません。対面での交流を増やしたい方もいれば、まずは人と少し距離を取りながら学びたい方もいます。ネットコース、オンラインキャンパス、リアルキャンパス。それぞれ過ごし方が変わってきます。資料と相談会を使って、具体的な1週間のイメージをつかんでから選ぶことをおすすめします。
よくある質問
不登校経験があってもN高を検討できますか?
はい、検討できます。N高グループは、新入学・転入学・編入学を受け付けています。ただ、状況によって必要書類が違うので、入学できるかどうかは公式窓口で確認してください。
学校に一度も行かず卒業できますか?
それはできません。ネットコースであっても、スクーリングなど対面形式の学習は必要になります。
学習が遅れたときのサポートはありますか?
あります。公式には、メンターが学習の進み具合を確認し、個人面談などでサポートする制度があると案内されています。
参考にした公開情報
- ネットコース
- 必修授業
- スクールサポート
- 入学案内
- 文部科学省「児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査」
- 文部科学省「通信制高等学校情報発信サイト よくある質問」
- ズバット通信制高校比較 N高等学校・S高等学校・R高等学校の口コミ・評判
※掲載内容は要点を独自に整理したものです。最新の条件は必ず公式サイトで確認してください。